菌根菌と共生する植物

14/12/27

微生物との共生。


全ては、調和の元、バランスが保たれている。


こういったコトを無視していってはいけない。





141017 岡本
www.facebook.com/photo.php?fbid=719860081428500&set=a.124719820942532.31967.100002135434218&type=1
菌根菌という奇跡

植物はどのようにして土壌中の栄養分を吸収するかご存知だろうか。

植物には口がない。なぜなら、彼らは「食べる」必要がないからである。植物と動物は根本的な違いがある。それは、動物は自らタンパク質を生成できないがために「食べる」という行為が必要になる。タンパク質を摂取し、アミノ酸に分解してから、必要なタンパク質に再構成する。

しかし、植物は自らタンパク質を生成することができるので、食べる必要がなく、口がない。葉で光合成をし、出来上がった炭水化物を、土壌中の窒素などを使ってタンパク質に変えていくのである。

その際に植物は、どうやって栄養分を吸収するかというと、実は菌根菌という土壌中の微生物の力を借りる。つまり、こういうことだ。

菌根菌は植物の根の近くにいる。そして、やがて植物の根に寄生する。植物は光合成によって得られた炭素化合物を菌根菌に分け与えて、菌根菌を育成する。その代わり、菌根菌は、土壌中の窒素やリン酸などを植物に与えるのである。いわゆる共生関係にある。

植物と土壌微生物は、人間と腸内細菌との関係と非常によく似ている。これらの微生物がいなくなれば、植物も動物も生きていくことができない。だからこそ、植物は根や葉を有機物として眠らせ、自ら微生物の餌となるわけだ。子孫を残すための素晴らしい関係である。

この植物にとって大切な微生物を追い出し、あるいは死滅させてしまうものが農薬と化学肥料である。人間は、植物が育つために必要な微生物をわざわざ減らすようなことを行い、植物が育たないからと、さらに、農薬と化学肥料を撒き続けている。

人間とて同じである。薬を飲み続けると、腸内細菌は減ってゆく。わざわざ、病気になりやすい身体を薬で作り続けているのだ。

もし、平和で豊かな食生活を続けたいと思うのならば、今すぐ農薬と化学肥料を減らしてゆかなくてはならない。微生物が減り、地球環境が壊れていけば、植物も動物も動物も生きてゆけないのだから。

Read more...